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 川野ヒロミのクリエイターの箱 


今回ご紹介するのは、昨年10月、原宿にあるデザインフェスタギャラリーで展示をされていたJuMa JuMa World」、Junkoさんとマヤさんの作品ですお二人の展示作品は、老若男女、そして海外からのお客様にも大きなインパクトを与えていました。

第10回
 豊かな感性とパワーが凝縮したアート作品

JuMa JuMa World」
Junko Ikedaさん 、マヤ ツカモトさん

原宿での展示に向けて!
展示会の1年前、2014年10月にデザインフェスタギャラリーを訪れたお二人は「よし!ここでアートで弾けるぞ!」「しっちゃかめっちゃかオモチャ箱」みたいな展覧会をしよう!と展示会を企画。その思いは数々のアート作品になっていきました。制作方法も色の組み合わせも個性的。お二人のことを知らずに、作品だけを見たならば、海外のアート作品だと思う人も多いかもしれません。

エネルギーを感じるMayaさんの作品

アート刺しゅう作家・マヤ ツカモトさんの作品は、色柄の重なりが個性的。刺しゅうを立体作品に作り上げている点も興味深いです。下記の円錐形のオブジェからは、ずっと以前からそこにあったようなパワーを感じます。

木製の額に出会って生れた作品
力強い木製の額は、マヤさんのご近所にある工房で制作されたもの。この額に創作意欲を掻き立てられたマヤさんは、すぐに購入し、それぞれにあった刺しゅうを制作しました。見る人にパワーをくれる不思議が魅力があります。

□マヤさんの他の作品は下記スライドでどうぞ。

Junko Ikedaさんのシーグラス作品

シーグラスは、海岸や大きな湖の湖畔で見つかるガラス片のこと。波にもまれ角がとれ独特の風合いが生まれます。Junkoさんは、そんなシーグラスを砂浜で拾い集め、色柄を施し組み合わせて様々な作品を制作しています。

色付けに使用している画材は?

彩色に使用しているのはマニュキュアです。発色が良く乾きも早く重ね塗りもできるマニキュアは「発想を素早く形にするには最適な画材」だとJunkoさんは言います。また、接着はガラス用のセメダインを使用しています。

今までに様々な習い事をしてきたというJunkoさん。東京芸術大学の先生から抽象画を学んだこともあるそうです。こうした経験が発想を豊かにし個性的な作品を生み出す原動力になっているだと感じました。


□Junkoさんの作品は下記スライドでどうぞ。

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